最近雨の日が多くまだまだ肌寒い日が続いていますが、
近所のお寺の梅の花を見ると確実に春が近づいているのを感じます。
(写真中央から少し左上にウグイスがいます!たぶんウグイス・・・)
ウメ―
花ことばは、
「忠実」「気品」など・・
「忠実」の花ことばは、「菅公の飛び梅伝説」から生まれました。
飛び梅伝説―菅原道真公が太宰府に左遷される際
「東風(こち)吹かば匂(にお)い起こせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」
「東風(こち)吹かば匂(にお)い起こせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」
と詠み、好きだった京都邸内の梅の花に別れを告げました。
その梅の木が菅原道真を慕って一晩のうちに太宰府の天満宮に飛んだといわれています。
「気品」の花ことばは、春に先がけて咲く、その気高い姿を象徴しているようです。
花ことば、あまり興味がなかったのですが、
なぜか昔母に花ことばの本をもらったことを思い出し
本棚の奥にあるのを引っ張り出してきました。
一つ一つの花にエピソードがあり、それに基づき花ことばをつけられていて、
まるで一人一人の人間を見ているようでおもしろいです。
その中でもウメの花ことばは魅力的で、ウメがうらやましくなりました。
菱田
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