2009年1月22日木曜日

会計事務所の損得勘定

会計事務所に勤めていると・・・


当然のことながら
数字を扱うことが仕事なので


高いか?安いか?  損か?得か?

そんな価値判断をすることが
自然と多くなってしまうこと ないですか?




そういう意味において
会計事務所の職員は

損得勘定に とらわれすぎ!?なのかも知れません




昨年 このような体験をしました
(改めて考えさせられました!)



税務調査における 修正申告で
単に 税額の多寡だけにとらわれてしまっていた…


→納税者の方の思いとして
 単に税金が 高いか 安いか ではなく
 その修正内容に納得できるか 否か

 それが一番大事




相続/事業承継において
税額および諸経費が一番安くなるスキームを
提案させていただいたが…


→多少 税額や諸経費が高くついたとしても
 譲れない部分がある
 思いの実現
 
 それが一番大事
 



お金だけ(損得勘定)が全ての価値観ではない
ということ

改めて勉強になった経験でした





話は すこし 飛躍しますが
昨今の
食の安全にまつわる事件 産地などの偽装・・・

これらは経営者が
善悪を無視して 損得勘定(利益の追求)に
走った結果なんでしょうか

 善悪の判断<損得勘定



上辺の数字だけを追っかけていると
その代償として
感覚が麻痺しモノの本質が見えなくなってしまうのか



 善悪の判断>損得勘定

本質的には
やっぱり それが一番大事です




NHKの大河ドラマ「天地人」が始まりました
直江兼続は「利」を捨て「義」を貫いたことで有名です

利益ばかりを追求しがちな
現代においても通じるものがあると思います

常田

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