2009年1月16日金曜日

正月の病院にて

年が明け、寒さも厳しさを増してきました。
所内でも風邪がはやっているようで、マスクをしている方が目立ちます。

我が家では正月早々主人が風邪をひいてしまいました。
普段は風邪気味でもほとんど熱がでない体質なのに
40度近い熱をだして意識朦朧、あわてて近所の何軒かの病院に電話し、
内科の先生が当直している病院の救急外来に行きました。
診察と検査の後、インフルエンザであることが判明。
消耗が激しいので点滴をうけることになりました。

主人が点滴を受けている間、私は待合室で待っていました。
正月2日の午後10時すぎにもかかわらず、
患者さんは途絶えることなく、次々とやってきます。
正月の夜間でもこれほど絶え間なく患者さんがくることにびっくりしました。

同時に、休日でも夜間でも、こうして具合がわるくなったらすぐに診てもらえる
環境があることに驚きと感謝の念がわいてきました。
診療にあたっているお医者さんや看護師の方にしろ、事務の方にしろ、
仕事とはいえせっかくのお正月に夜中も働くなんて、決してうれしいことではないはずです。
私たちの顧問先にもお医者さまが少なくありません。
個人医院の方が多いので、病院のように休日や夜間の診療にあたることは
そう多くないと思いますが、それでもほとんどの方が経過を気にかけている患者さんを抱えていらっしゃると思います。

普段はわからないけれど「いざ」という時のために準備されていることや
それを支えてくれている人が多くいます。
日常のなかではつい目先にとらわれて、文句を言いたくなることばかりに
見えるときがありますが、今年こそ心穏やかに、感謝を忘れない一年にしたいと
思いました。

末富

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