2009年5月13日水曜日

一日の終わりに

皆さんのご自宅には、”仏壇”はありますか?

私は、今年から実家で暮らすようになり、毎日仏壇に手を合わせるようになりました。

本当は朝に仏壇を拝んでから出勤するのが望ましいのでしょうが、朝はとにかく時間が無い!

ですので、私は帰宅してから仏壇に手を合わせるようにしています。


帰宅後すぐに仏壇の前に座り、お線香に火を付けるとそれだけで、緊張も解けほっとします。

一息おいて、チーン!


ご先祖様に手を合わせ、今日一日の無事を感謝します。

「今日も一日無事に過ごすことができました。ありがとうございます。」

感謝の言葉は心がこもっている日もあれば、口先だけでまったく裏腹なときもあります。

むしろ、そんな言葉さえ言いたくない日もあります。

それでも、無理にでも感謝の意を唱え、チーンという音に耳を澄まし、手を合わせていると、

完全に音が消えるころには、不思議と気持ちも落ち着いています。



「今日もいろいろあったけど、確かに無事(命に別条はないという意味で)ではあるなぁ・・・」

「・・・ま、いっか!」


拝んだあとは、自分でも驚くほど気持ちがよくなっています。

仏壇へ向かう本来の意味は、ご先祖さまへの供養なのでしょうが、

わたしにとっては自分と向き合ういい機会になっています。



沼田

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