2011年5月11日水曜日

地味なだけに怖い…。65歳以降の在職老齢年金の支給停止調整額が47万円から46万円に変更。

ひどいなぁって思います。

ていうかずるいなぁって。

昨年、48万円を47万円に変えたばかり。

さらに今年も1万円下げて46万円に…。

これってどういう影響があるかと言いますと。

老齢厚生年金(65歳以降)は一般的に月額10万円~14万円くらいでしょうか?

これに給与を40万円もらっている人がいたとします。

合わせて50万円~54万円ですね。

例えで、年金が10万円で給与が40万円の月収50万円の人なら…。

①基準が48万円なら…
2万円オーバーする、その半額、1万円の年金がカットされます。年額12万円です。

②基準が47万円なら…
3万円オーバーする、その半額、1万5千円の年金がカットされます。年額18万円です。

③基準が46万円なら…
4万円オーバーする、その半額、2万円の年金がカットされます。年額24万円です。

地味な改定です。

そんなに影響ないと思っている人も多いし、実際にもらっている人も気づかないケースもあるでしょう。

しかし、ジワジワと年金減額が行われているわけです。

しかも2年連続…。

わからないようにやるというのが、とても怖く感じる改定です…。

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